当院に妊活や不妊の施術でご来院の方々で、産婦人科にも通院されている方に意外と多いのが、基礎体温をつけていないこと。
理由は様々ですが、医師からも基礎体温をつける必要性も言われないし、医師もそれを気にしていないケースがあります。
私個人の印象では、妊娠することを病院や当院のような整体に任せてしまっていて、妊娠させてくれるものだと思い込んでいるような気がします。(ご本人にはそのつもりがないかもしれませんが…)
ですから、「私が基礎体温をつけていますか?」と聞いたりすると、「???」「そんなのつける必要があるの?」っていう感じです。
基礎体温を測ってわかること
基礎体温を測ることで、自分でもわかることは…
- あなたの体のリズムがわかります。
- あなたの生理周期がわかります。
- あなたの排卵日の予測がつきます。
この3つがわかるだけでもあなたの妊活に大きなメリットがありますよ。
基礎体温は大きく分けると、低温期と高温期に分かれます。
低温期は月経期(生理中)・卵胞期・排卵期です。
高温期は黄体期と言います。
周期は正常であれば、25日~38日とされていますが、28日前後が望ましいです。
そして、低温期と高温期の境目くらいとなるのが排卵です。
毎日つけていると排卵日の予測がつきやすいので、タイミングを取る時期がわかり、それに合わせた妊活ライフの計画も立てやすくなるというメリットがあります。
基礎体温を3カ月くらい測ってお医者さんや私たちのような妊活・不妊専門の整体の先生に表を見せると、専門的なアドバイスも受けやすくなりますし、より一層、妊活の成功率も上がりやすくなるでしょう。
プロが見て基礎体温表からわかること
- 低温期と高温期の長さから体の不調がわかる
- 周期の長さで卵の育ち方が予測できる
- 高温期がないことから不妊の原因の1つがわかる
- 高温期の体温で不妊の原因の1つがわかる
- 体温の高さでエネルギーを作れているかがわかる
などがあります。
これらがわかると、あなたの体の状態で何が足らないのか?どこでつまづいているのか?など、さまざまのことが予測でき、それに合わせた対応やアドバイスが可能となります。
具体的にいくつか挙げると…
具体的に何がわかるのかをいくつか挙げると、
1)生理周期が長いという事からの予測は、エストロゲンというホルモンの分泌が少なくて卵の育ちが良くないなど。
2)低温期の体温が36.0度以下の人は体の中でうまくエネルギーが作れていない。(体温が36.0度以上なのに手足が冷えるという冷え性の人は、えなるぎーは作れているが、手足に届いていない。)
3)高温期の体温が低い
・プロゲステロンの分泌が悪くてうまく体温を上げれていない。
・脳からのLHというホルモンが卵巣にうまく届いていない。または、卵巣が受け取れない。
などのようなことがわかります。
これがわかるとそれに対応してことができるし、それに合わせたアドバイスをすることができますよね。
とは言っても…
毎朝、決まった時間に体温を測るのも面倒だし、続かないという方もいるかも知れませんね。
毎朝となると大変ですよね。
そういう方は全く同じ時間でなくても、ある程度同じ時間なら良いです。
もし、あなたが「もう妊活は疲れてきたなぁ…」と思うのであれば、そんなにガチガチに頑張らなくても良いですよ。
だいたいの周期はもうすでにお分かりでしょうから、だいたいこのくらいが排卵とわかるのであれば、その少し前から数回タイミングを取るようにすればよいと思います。
大切なのは「あなた自身がどうしたいか?」です。
もっと肩の力を抜いて、楽しい妊活ライフにしましょう。
基礎体温の測り方
まずは、寝る前に枕元に体温計を用意しておきましょう。
1)朝、目覚めたらすぐに体温計を口にくわえましょう。
2)体温計は舌の奥いある中央の筋の横で測りましょう。
ここで測るほうが誤差が出にくいのでオススメですよ。
3)そのまま動かずに計測してください。
今ならスマホのアプリで記録しておくことができますよ(^^)
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